スタッフ紹介
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塚本康仁
昭和47年京都に生まれ、以後ずっと京都です。 高校卒業後、室内装飾店「明春堂」に入社。 その後、リフォームセンター塚本に入社し、現在に至る。 リフォームセンター塚本にて室内装飾や現場・大工見習いを行いながら、チームつかもと協力業者でもある(有)湯浅アルミにお世話になり、アルミサッシやエクステリアを始め、金属類の扱い方を学ぶ。 これらの仕事を行いながら身体で技術を覚えながら、下記の資格を所得していく。 人任せではなく自分でやってみないと納得しない性格(ただ単にやってみたいだけともいう…)もあり、専門外の事にも興味を持ち、失敗しながらも日々の学びを楽しみながら頑張ってます。 そんな塚本康仁を更に詳しく |
保有資格
「何でもやらはるんやね」
このようなお言葉を、お客様から頂戴することがあります。
確かに、技術的な作業は色んなことをやっていると、自分でも思うことがあります。このことは、自身の幼少期に大きな影響を受けてると思いますし、おかげで今の私があるといっても過言ではないと思います。
幼少期の日曜、左官屋である父親の現場に付いて行き、手伝いもそこそこで「ものづくり」に励むのです。
今ほど「ムダ」に対して気を使うことも少なく、現場のゴミ置き場には、まだまだ使える木も平然と捨ててありました。
その木を貰い、金づち・のこぎり・釘を貰い、「ものづくり」に励むのです。
「ものづくり」といっても幼少の私に作れるのは、ガタガタで使い物にもならない机(のような物)や、座るとすぐに壊れそうな椅子(のような物)といった、言葉を添えないと判らないような「ものづくり」が原点でした。
ですが、こうすれば物が作れるという理屈は薄々ではありましたが、考えるようになっていきました。
同じ頃、私にとって色んな事を教えてくれた道具の1つに「+-ドライバー」がありました。
当時、よく祖父に電池式のおもちゃを買ってもらってりしていたのですが、使い方が悪いのか何なのか、本当によく壊れた(壊した??)んです。
その壊れたおもちゃを分解するのが「+-ドライバー」だったんです。
修理なんてことは出来ませんから、壊れたおもちゃを分解して終わっちゃうのですが、とにかく分解するのが楽しかった記憶があります。
「ここがこう動くから、こういう動作をするのか~」ってな感じで…
歳を重ねていくと、ただの分解から故障原因が判るようになり、更に歳を重ね知識を身に付けていくと、だんだん修理出来るようになってきたんです。
こういう原点があるから、今でも新しく学ぶ技術は大変興味がありますし、楽しいんです。
また、色んなことに興味を持って接していると、視野も広くなり、柔軟な発想も生まれてくるきっかけにもなります。
専門職で物事を捉えた場合、例えば窓のアルミサッシ取替えを考えた場合、大工に頼むと「木」を細工して取り付けることが多いです。
反面、サッシ屋に依頼すると「アルミ」を細工して取り付けることが多いです。
それぞれに任せ問題なく取り付けられる場合はいいですが、状況によっては、一部今までの物が使えない副作用が発生する状況もある場合があります。
そんな時、「木とアルミ」の両方を細工すれば、副作用もなく利点のみ活かして取り付けが出来る場合もあります。
一歩引いて物事を捉えた時、それまで不可能だと思っていたことも、可能になったりすることもあると思います。
お客様の発想には、私達も学ぶことも多々あります。
当然、無理難題もあったりしますが、そこで簡単に「無理」という一言で片付けず、考えてみることが重要なんだと思います。
考えるから、考える機会を与えてもらったから、新たな発見や発想が生まれるんだと思います。
ちょっとした発想の転換で、日々の暮らしが便利になることもあるでしょうし、考えを現実化することにより、過ごし易い日常が待っているかもしれません。
他所のお店はわかりませんが、当店は利益にならない手間仕事であっても、喜んでお受け致します。「商売」だけでなく、「笑売」があっても良いと思います。
お困り事がございましたら、お気軽にご相談下さい。